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12-3 富の格差拡大を防ぐ!!グローバルな資本に対する課税とは!?

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episode 12-3

「富の格差拡大を防ぐ!!

グローバルな資本に対する課税とは!?」

 

episode 12 
第1話
「ピケティとは何者?」
第2話
「r>gの法則とは?!」
 
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吉永「昨日の続きですが

   富の格差は拡大し続けていきますが

   対応策はあるのか?

   という質問でしたね。
   今日はその質問にお答えしていきましょう。」
 
涼子「お願いします。」
 
吉永「ピケティの主張では

   グローバルな資本に対して

   課税すべきと論じています。

   資本をもつお金持ちに対しては
   資産が多いほど税率が高くなる

   累進課税を課すべき

   だとしています。」
 
涼子「資産に税金をかける
   ということですね」
 
吉永「そうです。
   しかしそうすると
   資本をもつお金持ちたちは
   資産を

   <タックスヘイブン>

   など税金のかからない
   海外の国に移して
   課税を逃れようとします。」
 
涼子「資産を持っている人は
   税金は取られたくないですもんね。」
 
吉永「そこで

   世界各国が

   国際協調をして同じ資産に対する

   累進課税を課すと・・・。

   それが

   グローバルな資本に対する課税

   です。」
 
涼子「そんなこと
   実現できるんですか?」
 
吉永もちろん実現は難しいです。
   ピケティ氏本人も
   簡単に実現するとは考えていません。」
 
夏美「ほかに方法はないのでしょうか?」
 
吉永「またピケティ氏は
   もう一つ対策を述べています。
   それが

   世界の政府による

   金融情報の共有

   です。」
 
涼子「すべての資産が
   政府に把握される
   ということ?」
 
吉永「そうですね。
   それを目指すべきだと
   述べています。

   資本に対する累進課税を課した場合、

   資本を持つ多国籍企業などは

   タックスヘイブンを活用して

   租税回避の動きが高まりますので、

   国際的に金融情報を

   透明化することにより

   それを防ごう

   というものです。」
 
夏美「それも難しそう。」
 
吉永「当然これらを実施するには、

   世界各国の主要国が

   きわめて高いレベルの国際協調を実現し、

   税率やその分配方法などについて

   合意する必要があり、

   今のところそれが

   実現する見通しは全くありません。」

 
涼子「では理想で終わる可能性が高いですね。」
 
吉永「現状ではそうですが、

   金融の透明化は

   以前から言われていて

   海外に資産を持つ日本人は

   大勢いますので、

   今後そういった傾向が強まる可能性は

   大いにありますね。」

 
涼子「いつかはそんな時代がくるかもですね」
 
吉永「また

   タックスヘイブンなどを使った

   影の銀行は

   金融危機の原因にもなります。

   これを規制して健全性を保つことは

   金融システムを守る上で重要

   とも言われます。」
 
夏美「なんだか複雑だな~~」
 
涼子「世界的な資本に対して
   累進課税を課す
   というのはわかったのですが
   日本の場合はどうなのでしょうか?」
 
吉永「では明日は、
   日本の格差の現状
   についてお話しましょう。」
 
12-3
 
 

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    tomonori

    コックからFPに転身したという異色の経歴を持つ。2児の父。 不動産投資・税金対策・保険見直し・不労所得を得る方法など、 幅広い分野をカバーする知識で、5年で資産を30倍にしたお金のプロフェッショナル。 難しい金融のトピックもユーモアを交えてわかりやすく解説してくれると人気で、 セミナー受講者数は年間3000人を超える。 また、コンサルタントとして、会社社長から主婦まで、多様なお客様のライフプランニングを務めている。