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12-2 r>gの法則とは?!

12-2

episode 12-2

 「r>gの法則とは?!」

 

episode 12第1話
「ピケティとは何者?」
 
12-2

 

吉永「昨日の続きですが、
   ピケティの「21世紀の資本論」について
   説明を続けましょう。
   昨日は富の格差が拡大する根拠は
 

   【 r > g 】

 
   とピケティは結論付けています
   とお伝えしました。
 
   このシンプルな不等式の意味は

  r=「資本収益率」

  g=「経済成長率」

 
   資本(株式、預金、不動産などかなり広い定義)から
   生み出される利益は、

   経済成長から得られる所得に対し、

   歴史的に見て

   常に上回っている

   ということです。
4 5
 

   資本収益率

   超長期にわたって4~5%あるのに対して

   経済成長率

   最も高かった20世紀後半でも3.5~4%

   成熟した国では長期的には

   成長率は1~1.5%を超えない

   と述べています。
 
   この状態が続けば、

   資本を持つ富裕層と、

   そうでない層の格差は広がる

   ばかりですね。」
 
 夏美「富めるものは富み、
   貧しきものは貧しく
   これが

   資本主義の根本

   なんですね」
 
吉永「ですが、
   例外的に格差が小さかった時代もあります。
   これは戦争によってもたらされたものとして
   例外的に扱われています。」
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出典:現代ビジネス
 
夏美「気になったのですが、
   資産家でなくて労働者にも
   稼いでいる人はいますよね?
   その場合はどうなのでしょう?」
  
吉永「一部の能力を持った人材は
   高い賃金で職につくことができますが、
   一般的な労働者は経済が成長していないと
   給料が上がるなんてことは
   あまり期待ができません。
   能力のある人材は
   高い教育を受けている場合が多く、

   教育の格差が

   労働環境の格差を生んでいる

   ともいえます。」
 
涼子「教育が重要なんですね。」
 
吉永「さらに、
   今後の社会を考えたとき
   技術革新によって、
   これまで

   人の手で行われてきた仕事が

   機械にとって代わられる職種が

   増えてきます。

   テクノロジーの進化によって、

   さらに格差が広がる

   といわれています。」
 
夏美「なるほど。
   資金を持っている人は
   最新技術に投資し、
   利益を得ることができますけど
   資金を持たない人は最新技術に
   仕事を奪われるということですね!」
  
吉永「その通り!
   これでは、
   資本を持っている人は、
   ますます豊かになり、
   資本を持たない経済成長率の影響を
   受ける労働者なんかは貧しいままですね。」
3
出典:現代ビジネス
 
涼子「将来大変なことになりますね。」
 
吉永「さらに、

   海外では相続によって

   お金持ちはお金持ちで居続けます。

   日本と違って相続税がない国、

   大きな控除がある国

   があります。」
 
涼子「相続税がない国があるんですか?」
 
吉永「はい。

   中国、

   香港、

   シンガポール、

   オーストラリア、

   カナダ、

   スイス

   などでは相続税はありません。

   アメリカでは夫婦合わせて

   約1000万ドル(約12億円)

   もの控除

   が存在します。」
 
涼子「ええ!?
   そうなんですか!」
 
吉永「以上のことから
   r>g だけでなく
   いろいろな要因で
   格差がどんどん広がっています。」
 
涼子「ではどうすれば
   格差拡大は防げるのでしょうか?」
 
吉永「いい質問ですね。
   そこが2つ目の主張対策としての
   グローバルな資本に課税になってきます。
   詳しくは明日お話していきましょう」
 
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