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10-4 株と債権の違い~徹底比較~

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episode 10-4

「株と債権~徹底比較~」

読み逃している方はコチラから
 
 
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夏美「それでは、
   今週のまとめをしながら
   徹底比較をしていきましょう!」
 
吉永「まず、
   株と債券をそれぞれ説明します。」
 
吉永「株を買うということは、

   その会社の出資者である

   「株主」の一人になること。

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   →会社の収益が増え、配当が増えると
   会社の評価も上がりますので

   株式の価値、つまり株価は上昇します。

   そうなれば、
   買った時より高い価格で
   株式を売ることができます。
   逆にその会社の業績が落ちて
   株価が下がれば、
   ただの紙切れになる確率や、

   出したお金が全額

   戻ってこない確率が高まります。」

 
夏美「株の権利として
   株の所有者は、
   株主となり株主総会など出席することもできます。
   さらに、
   株主優待として会社独自の
   商品などがもらえることがあります。」
 
  吉永「債権とは、
   債券発行元が銀行から
   借りるよりも利息が安くて済む方法であり、

   債権=借用書

   のことです。 
   私たちが債権を買うということは、
   国や会社にお金を貸すということです。」
 

株式=株主になること

いろいろな人からお金を出資してもらう代わりに、 将来会社が利益を上げたら、 出資金に応じてその利益を分配する。 ダウンロード

債権=お金を貸すこと

あくまでも借りているお金なので期限がきたら、 利子をつけて全額返す。 この利子のことをクーポンといい、 毎年2%や5%など 一定期間支払う。 b7gje60000006cpo
 
夏美「株と債権の種類ですが、
   株式は
   会社から発行されるもので、
   債権は発行元が会社だけではなく
   国や自治体に及びます。」
     
     債券の種類
  • 国が発行:国債
  • 地方自治体が発行:地方債
  • 企業が発行:社債(事業債)
  • 銀行などが発行:金融債
  • 政府機関や特殊法人などが発行:政府保証債
 
吉永「リスクリターンの面から比較すると・・・」
 

   株

   ・企業の儲かり具合で配当金が増減する。

   ・債権に比べ、株価の変動が大きいため

   株の売買での利益を狙うことができる

   

   債権

   ・決まった利息が約束されており、

   期限が来れば全額返還される。

   ・株に比べ価格は大きく変動しない

   ・株よりもリターン(利子)が少ないものがほとんど

 
夏美「でも、
   債権は必ず儲かるわけではありません。」
  
吉永「債権は

   安全資産の一つ

   と言われていますが、

   会社(社債)や国(国債)によっても

   金利が全く変わってきます。

   中には、
   高金利の債権もあって

   ジャンク債

   とも呼ばれています。

   デフォルトリスク(元本償還や利払いの不能リスク)

   の高い債券もありますので
   確実とはいえません。」
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夏美借り手が返済期限前に倒産したり、

   破綻したりすれば、

   残念ながら投資元本は返ってきませんもんね。

 

   ・デフォルト(債務不履行)

   過去には、

   アルゼンチン国債

   ロシア国債

   企業でいえば、

   アメリカのエンロン

   日本のマイカル

   が破綻してしまった例です。
 
 夏美「そう言った

   信用リスク

   を回避するためには、 信用格付けによってチェックすること必要がありますね。」
 

   ・スタンダード&プアーズ

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   ・ムーディーズ

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   のような 第三者の中立的評価機関が定量的に評価して発表しています。
   信用格付けは、

   最高位はAAA

   以下AA、A、BBBと表示され、
   BB以下を「投資不適格」と呼びます。
SBI2[1]
 

夏美「格付けが下がるほど

   (信用リスクが高まるほど)、

   配当利率(インカム)が増えるので、

   高利率の債券には注意が必要です!

   実際のリスクの大きさは

   株や債権などに限らず

   個々の銘柄の問題となります。」

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吉永「また株のリスクとして、
   代表的なものに次の3つです。  
     
・価格変動リスク
株は値上がりもすれば当然値下がりもします。
大きく値を下げれば、
大量の含み損を抱えることになります。    
購入時より低い株価で売った場合には    
売却損(キャピタルロス)が発生してしまいます。  
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・流動性リスク
売買高が非常に小さく、
売りたい時に売れない、   
或いは非常に不利な条件でしか
換金できないリスクのことです。   
日経225株価指数に
取り上げられているような大企業の株式は 
いつでも換金でき、
その分高い価格で取引されます。    
この価格差を流動性プレミアムといいます。    
ダウンロード
 
・倒産リスク(デフォルトリスク)…会社が倒産すれば、 
その株式は単なる紙切れになります。  
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夏美「投資を行う際は、
   必ずその会社がどれだけ信用できるか
   チェックしないといけませんね!」  
  
吉永「また、 株(株価)と債権価格には

   負の相関関係

   があると言われており、 一般的に言われているのが、

  <債券価格が上昇すると株価は下落する>

   逆に

  <債券価格が下落すると株価は上昇する>

   というものです。」  
  
夏美「債券価格の決まり方では、

  <市場金利>

   と

  <信用リスク>

SBI2[1]
   の要素があります。」  
 
吉永「市場金利の変動の場合が以下となります。」    

   ・市場金利が上がった場合

   市場金利が上昇する→債券価格は低下

   ※金利が上昇するということは

   過去に発行されている債券の

   価値は相対的に必ず下落する

 

   ・市場金利が下がった場合です。

   市場金利の下落→債券価格を上昇。

   ※金利の下落は過去に発行されている債券に

   プレミアム的な価値を与えることになる

 
吉永「また、上記の要因としては、

   株のリターン低下

   リスク回避による債券への避難選考

   の問題があります。」  
 
吉永「信用リスクの影響としては、

   →株価が下がる

   →株の相対的な運用リターンが低下

   →相対的に固定の利回りで運用できる債券の魅力が上昇

   →債券が買われる

   →債券価格の上昇(金利の下落)

   という流れがおきます。」  
 
吉永「株式相場では、「リスク」に対する感覚が変化しています。
   イケイケムードの時は積極的にリスクを取りに行く投資家が多く、
   逆に下落ムードが強まると必要以上にリスクを恐れます。」  
 
吉永「こうしたことでリスク選好が強まると

  <債券が売られ株が買われる>

    逆にリスク回避の流れが強まると

  <株が売られ債券が買われる>

    という形になります。」
 
吉永「また、

   通常景気が良くなると金利が上がります。

    これは政策上、

   政府(日銀)が景気の過熱を予防するために

   政策金利をアップさせるという理由

    が一点と、

   景気が良くなるということは

   企業の設備投資意欲などが

   上昇して資金に対する需要が上がるため

    です。
 

   ・景気が良い場合

   →景気上昇により金融引き締め(金利アップ)が行われる

   →相対的に魅力がなくなった既発債券の価格低下

   →債券価格の下落

 

   ・逆に景気が悪くなった場合

   →金融緩和政策(金利ダウン)

   →相対的に既発債券の価値上昇

   →債券価格の上昇。

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夏美「以上で株と債権のまとめです!。」  
 
吉永「これで一通り基本的な知識は、
   付いたと思います。
   しかし、特に株と債権の関係性については
   まだまだそのメカニズムが解明されていない
   という ことは忘れてはいけませんよ。」  
 
夏美「要するに、
   必ずそうなるといったことではない!
   ということですね。」  
 
吉永「そうです。
   だからこそ、
   政治、経済の動きは常に意識する必要はあります。」
  
夏美「毎日少しづつでも
   経済などのニュースに耳を傾けて行くことが重要ですね!」  
 
吉永「これこそ、
   毎日続けることが大事ですし、
   続けることでだんだんと理解もできますからね!」  
 
夏美「それでは、また来週」
株と債権10-4
 

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ABOUTこの記事をかいた人

tomonori

コックからFPに転身したという異色の経歴を持つ。2児の父。 不動産投資・税金対策・保険見直し・不労所得を得る方法など、 幅広い分野をカバーする知識で、5年で資産を30倍にしたお金のプロフェッショナル。 難しい金融のトピックもユーモアを交えてわかりやすく解説してくれると人気で、 セミナー受講者数は年間3000人を超える。 また、コンサルタントとして、会社社長から主婦まで、多様なお客様のライフプランニングを務めている。