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TPPって私に関係あるの?

アベノミクスの

・基本

・結果

・対策

を見終わったところで、

‘第3の矢’で触れていたTPP環太平洋パートナーシップ協定)を最後におさえましょう。
 
先日、TPPの交渉に参加することを安倍総理が発表しましたが、
このTPPは、先述の通り、アベノミクス‘3本目の矢’にとって非常に大きな関係があります。
 

【アベノミクスとTPP】

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TPPは、アベノミクスを成功への導くエンジンと考えられています。
TPPに加入し、貿易品目の関税撤廃が加われば輸出産業にとって追い風となりますし、競争力をあげるために企業は努力します。
そういう意味でTPPが民間投資を活発にすると考えられ、まさしく‘3本目の矢’のブースターエンジンの役割を担っているとされているのです。
 

【TPPって?】

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TPPとは、太平洋の周りのある国々による、経済の自由化を目的とした多角的な経済連携協定です。

TPPは、すでに2006年からシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4か国でスタートしています。そこに、現在、アメリカやオーストラリアなどの国々が加盟を交渉している最中です。
TPPでは、2015年までに全ての貿易の関税をゼロにすることが約束されていて、カバーする領域は、シンプルなモノの貿易からサービス貿易や知的財産などと広範囲に及びます。
 
TPPに加入したときの…

【メリット・デメリット】

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メリット○

・関税の撤廃により貿易の自由化が進み、日本製品の輸出額が増大する。
・整備や貿易障壁の撤廃により、大手製造業企業にとっては企業内でおこなう貿易が効率化し、利益が増える。
・鎖国状態から脱しグローバル化を加速させることにより、GDP10年間で2.7兆円増加すると見積もられている。
 
×デメリット×
海外の安価な商品が流入することによってデフレを引き起こす可能性がある。
・関税の撤廃により米国などから安い農作物が流入し、日本の農業に大きなダメージを与える。
・食品添加物や遺伝子組み換え食品、残留農薬などの規制緩和により、食の安全が脅かされる。
・医療保険の自由化や混合診療(健康保険でみれない診療も受けられるようになります)の解禁により、国民健康保険制度の圧迫や医療格差が広がると危惧されている。
 

【TPPは参加するの?】

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日本は交渉のテーブルにつくことは決まりましたが、参加するかどうかはまだ確定していません。
安倍政権は、米などの一部品目をTPPから保護する項目に入れるなどの条件付きで参加したがっていますが、
国内には農業関係者など、TPP参加そのものを反対する勢力も強いですし、
アメリカやニュージーランドは保護項目など認めないというスタンスなので、
どうなるかはわかりません。
 
参加が見送りとなれば、‘3本目の矢’にとってはブースターがなくなるということになり、
この政策がうまくいかない可能性が高まります。
TPPの参加について今後も目が離せません♪

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ABOUTこの記事をかいた人

コックからFPに転身したという異色の経歴を持つ。2児の父。 不動産投資・税金対策・保険見直し・不労所得を得る方法など、 幅広い分野をカバーする知識で、5年で資産を30倍にしたお金のプロフェッショナル。 難しい金融のトピックもユーモアを交えてわかりやすく解説してくれると人気で、 セミナー受講者数は年間3000人を超える。 また、コンサルタントとして、会社社長から主婦まで、多様なお客様のライフプランニングを務めている。