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日本にある金融教育って何?

images 昨日は日本の金融教育について触りました。
そして、金融教育を受けているにもかかわらず、
実感がなく、金融に関して無知に感じるのはナゼなのかを今日は見ていきましょう。
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【現在の日本の金融教育】

現在日本ではどのように金融教育がされているか確認してみましょう。
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(「日本の金融教育とその課題」論文参照http://urx.nu/48Es)
金融教育は小学生のころからスタートしています。
といっても生活科や社会科の授業で、町探検をするなどです。
本格的に勉強が始まるのは中学校からです。
 

【中学校での金融教育】

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中学校では『公民』の授業で
・消費と貯蓄
・消費者の権利と保護
・流通のしくみ
・資本主義経済の特徴
・株式会社の仕組み
・市場経済のしくみ
・金融のはたらき
・日本銀行の役割
・労働者の権利
・租税
・財政
・社会保障といった経済
・金融の基礎知識
を学びます。
 
また、「技術」や「家庭科」の授業では
・商品を選ぶときの条件
・販売方法
・支払い方法
・商品購入をめぐるトラブルと消費者の権利や消費者保護の制度
・法律
を学習することになっています。
 

【高校での金融教育】

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高校では
「現代社会」「政治経済」のどちらか一科目を選択
内容は中学校と重複部分も多くなっていますが
・市場経済のしくみ
・国民所得
・日本銀行と金融政策
・日本経済のあゆみ
・産業構造
・消費者保護
・雇用問題と労働関係
・貿易
・外国為替と国際通貨
・国際収支
などを学習します。
 
更に家庭科では
「家庭基礎」「家庭総合」のどちらか一科目を選択して学習します。
内容としては…
・購入のあり方と支払い方法
・消費者問題と消費者運動
・家庭経済として収入と支出
・家計の構成や管理の方法
・人生設計と経済設計
・民間の保険
などを学習して、最終的に生徒が自分のライフスタイルを考えることができるような内容になっています。
 
つまり、ライフステージにおいてどのような経済・金融知識が必要かを具体的事例から学べるようになっているのです。
上記の教科以外にも
証券会社や新聞社が提供する株式売買のゲームに参加し投資教育を行っている例も増えているそうです。
 

【何故実感がないのか?】

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こうしてみると、日本では金融経済理論も
具体的生活場面における金融経済知識の活用方法もきちんと教えられているのです。
それにも関わらず、私たちが金融教育を受けていないように感じるのは何故か?
それは、「金利や金融商品の仕組み」「取引のルール」などの
実践的知識を学んでいないからです。
学校で学ぶ「経済システム」「クレジットカードの作り方」なども大切な要素ですが、私たちが大人になってから知っておきたい
「金融商品の種類とリスクやリターンの考え方」
「投資」
「金利」
といった分野は教えてもらえていません。
そのため社会人になっても
・なんだか投資は怖い
・とりあえず貯金しておけば安心
といったような考えに行きついてしまうのです。
 
しかし、このような考えのままでいるのは
これからの世の中を生き抜くには非常に危険です。
では、どのような金融教育を自分にしていくべきなのか?
明日からはその観点から金融教育を見ていきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

tomonori

コックからFPに転身したという異色の経歴を持つ。2児の父。 不動産投資・税金対策・保険見直し・不労所得を得る方法など、 幅広い分野をカバーする知識で、5年で資産を30倍にしたお金のプロフェッショナル。 難しい金融のトピックもユーモアを交えてわかりやすく解説してくれると人気で、 セミナー受講者数は年間3000人を超える。 また、コンサルタントとして、会社社長から主婦まで、多様なお客様のライフプランニングを務めている。